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安倍公房 『第四間氷期』
第四間氷期
第四間氷期 安倍公房 著
予言機械をめぐる研究者と人類の物語。
怖い。怖すぎる。
主人公の人生や人類の未来に容赦なく介入してくる「水棲人」側の人々。その存在自体が相当気味の悪いものなのに、現実の世界にそれに重ね合わせることができる存在に思い当たり、さらに怖くなってしまった。
常識とか正義とか「モノサシ」は一つじゃないし、世界だって1つじゃないかもしれない。やっぱり、ギモンを持つことも大切なのだと思った。
| book | 05:45 | comments(2) | trackbacks(1) |
コメント
不思議で理不尽なことでいっぱいの作家ですよね。
「コモン君の顔がぐるっとひっくり返るとデンドロカカリアになってしまう」という小説から拝借して、「デンドロカカリア」という名前のバンドを組んでいたことがあります。
その名前に志しがあるのか?と言われればたぶん無かったんですが、今考えると、「似たものは無い」という安倍公房にあやかりたかったのかも。
| オガワ | 2005/02/20 5:32 PM |
『砂の女』くらいしか読んだことなかったんですが、「不条理」ってイメージありますね。他の作品を読みたいような、ハマったらちょっと怖いような。でも面白いんですよね、きっと。
しかし、バンド名をそんなところから取るとは、流石オガワさんだー。
| heyprincess | 2005/02/20 8:45 PM |
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